だがほたるにとって、一番傷ついたのは、そのことではない。
両親に怒られるのも、先生達に怒られるのも怖かった。傷ついた。
精神的にも、肉体的にもだ。
でもそれ以上に傷ついたのは、他でもない、クラスメイトの態度だった。
こうなった以上、ほたるはクラスメイトのことを、「共犯者」だと思っていた。
ほたるがここまで罪を重ねてしまったのは、縋ってきた、せびってきたクラスメイトの責任も、少なからずあった。
皆で親に、学校の先生にも叱られたのだから、クラスメイトだってほたると同罪のはずだった。
皆で励まし合えると思っていた。確かに親からの信頼は失ったけども、クラスメイトとの…友達との絆は、切れていないはず。
仲良くなったクラスメイト達とは、ずっと友達のままだって。
そう信じていた。そのはずだった。
しかしほたるが登校すると、そこにいたクラスメイト達は、ほたるの友達ではなくなっていた。
彼らは、ほたるにお菓子やゲーム機を買ってもらったことを、親に酷く叱られ。
そして、叱られたのはほたるのせいだ、と、ほたるを責めてきたのだ。
ほたるにとっては、青天の霹靂。
物を奢ってあげていた時は、皆ほたるのことを、王様みたいに扱ってくれたのに。
「お前のせいで親に叱られたんだ」とか、「お前のせいでゲーム機全部取り上げられた」とか、「お前のせいでお小遣いが無しになった」とか。
ほたるの悪事に関わってしまったクラスメイト達は皆、怒られた責任をほたるに押し付けてきた。
あれほど優しかったはずのクラスメイトが。友達だと思っていたのに。
まさか、自分が責められる側になるとは思っていなかった。
裏切られた気分だった。どうして、って。
確かに元はと言えば、お金を盗んだほたるが悪い。
だけど、綺麗なお金じゃないことを分かっていながらも、ほたるにゲーム機や漫画をせびっていたのは、クラスメイト達なのだ。
そういう意味では同罪だったが、彼らは最早、仲間ではなかった。
クラスメイト達は、自分が叱られた責任と怒りを、全部ほたるに転嫁した。
ほたる一人を、スケープゴートにすることにしたのだ。
ここから、ほたるに対するクラスメイトからのいじめが始まったのである。
両親に怒られるのも、先生達に怒られるのも怖かった。傷ついた。
精神的にも、肉体的にもだ。
でもそれ以上に傷ついたのは、他でもない、クラスメイトの態度だった。
こうなった以上、ほたるはクラスメイトのことを、「共犯者」だと思っていた。
ほたるがここまで罪を重ねてしまったのは、縋ってきた、せびってきたクラスメイトの責任も、少なからずあった。
皆で親に、学校の先生にも叱られたのだから、クラスメイトだってほたると同罪のはずだった。
皆で励まし合えると思っていた。確かに親からの信頼は失ったけども、クラスメイトとの…友達との絆は、切れていないはず。
仲良くなったクラスメイト達とは、ずっと友達のままだって。
そう信じていた。そのはずだった。
しかしほたるが登校すると、そこにいたクラスメイト達は、ほたるの友達ではなくなっていた。
彼らは、ほたるにお菓子やゲーム機を買ってもらったことを、親に酷く叱られ。
そして、叱られたのはほたるのせいだ、と、ほたるを責めてきたのだ。
ほたるにとっては、青天の霹靂。
物を奢ってあげていた時は、皆ほたるのことを、王様みたいに扱ってくれたのに。
「お前のせいで親に叱られたんだ」とか、「お前のせいでゲーム機全部取り上げられた」とか、「お前のせいでお小遣いが無しになった」とか。
ほたるの悪事に関わってしまったクラスメイト達は皆、怒られた責任をほたるに押し付けてきた。
あれほど優しかったはずのクラスメイトが。友達だと思っていたのに。
まさか、自分が責められる側になるとは思っていなかった。
裏切られた気分だった。どうして、って。
確かに元はと言えば、お金を盗んだほたるが悪い。
だけど、綺麗なお金じゃないことを分かっていながらも、ほたるにゲーム機や漫画をせびっていたのは、クラスメイト達なのだ。
そういう意味では同罪だったが、彼らは最早、仲間ではなかった。
クラスメイト達は、自分が叱られた責任と怒りを、全部ほたるに転嫁した。
ほたる一人を、スケープゴートにすることにしたのだ。
ここから、ほたるに対するクラスメイトからのいじめが始まったのである。


