母は気付いていたようで


「もういいよ。」


と私を抱きしめて
泣いてた。




お正月に生け花を飾った脇に
金と銀の大きな折り紙で鶴を
折って飾ってくれた。




遠足やお弁当も祖母の作ってくれたのと違い、
盛り付けも綺麗で私の自慢のお弁当だった。