𓈒 𓏸 𓐍
しばらくして皆のいる教室に戻ってくると、打ち上げはもうお開きで、女子たちが片付けの準備に入っていた。
男子たちは体育館の施錠や片付けの最終チェックに向かったと言う。
ひとまず原田くんがいないとわかって少しほっとする。
すると女の子たちが待ってましたとばかりに一斉に私を取り囲んだ。
「ね! どうだった!?」「もしかして原田と成立しちゃってたり!?」
みんなの勢いに少し後ずさる。
「あ、いや、えーと……」
原田くんのあの一生懸命な告白のことを、みんなに言いふらすのはなんだか違う気がした。
とはいえインタビューで原田くんが宣言してる手前、みんな大方わかっていそうだから、ごまかすのも変だ。
なんて答えようか困っていると、小宮さんがトコトコやってきた。
「あれ!? 三条さんまだ着替えてなかったの!? 片づけは大丈夫だから着替えておいでー!」
私の返事を待たずして小宮さんはまだジャージ姿の私の背中を押して、教室の外へ追いやった。
「よしっ、みんなー! 男子が戻る前にちゃっちゃと片付けちゃおう~!」
小宮さんの明るいパワーに押されて女子たちはみんなで片付けに戻ったみたいだ。
きっと私が困ってるのに気づいてくれたんだろう。
小宮さん、いい子過ぎる……。
しばらくして皆のいる教室に戻ってくると、打ち上げはもうお開きで、女子たちが片付けの準備に入っていた。
男子たちは体育館の施錠や片付けの最終チェックに向かったと言う。
ひとまず原田くんがいないとわかって少しほっとする。
すると女の子たちが待ってましたとばかりに一斉に私を取り囲んだ。
「ね! どうだった!?」「もしかして原田と成立しちゃってたり!?」
みんなの勢いに少し後ずさる。
「あ、いや、えーと……」
原田くんのあの一生懸命な告白のことを、みんなに言いふらすのはなんだか違う気がした。
とはいえインタビューで原田くんが宣言してる手前、みんな大方わかっていそうだから、ごまかすのも変だ。
なんて答えようか困っていると、小宮さんがトコトコやってきた。
「あれ!? 三条さんまだ着替えてなかったの!? 片づけは大丈夫だから着替えておいでー!」
私の返事を待たずして小宮さんはまだジャージ姿の私の背中を押して、教室の外へ追いやった。
「よしっ、みんなー! 男子が戻る前にちゃっちゃと片付けちゃおう~!」
小宮さんの明るいパワーに押されて女子たちはみんなで片付けに戻ったみたいだ。
きっと私が困ってるのに気づいてくれたんだろう。
小宮さん、いい子過ぎる……。



