由依side

教室に着いた。

え、不良校の割には静かね。

ま、どうでもいいわ。

私は鬼神に復讐するだけだから。

柴「おーい、席に着けー。転校生紹介すんぞー。」

クラス「えっ!転校生!?どんなやつー?女?男?」

柴「喜べー。めちゃくちゃ美人の女子だぞー。」

それほどでもー。
自分で言うのもアレだけど、自分の顔面偏差値が高いという自信はある。

ガラッ

扉を開けて教室に入り、教卓の前に行く。

「初めまして。松枝由依よ。よろしく。」

一応軽く微笑んどく。

すると、

クラス「マジで美人じゃーん!」

て叫んでた。

はいはい、ありがとうございまーす!
知ってるけどねー

クラスを見てみるけど、鬼神はいない。
遅刻は良くないよー?

まあいっか。自己紹介のときは外してたフードを被れるし。

それより私の席ってどこかしら?

柴「松枝の席はあそこなー?
  周りは空席だけど気にすんな!鬼神の幹部達の席だからな。」

へえー鬼神の席の近く、ね。
神様が味方してくれてるのかしら?
想像より早く復讐できそう。