「…った…」


足が擦りむけて痛い…


でも車にあたし
あたってない


いったい誰が…?


隣を見ると
ガードレールに突っ込んだ
白い車のすぐそばに、


あたしの見慣れた
顔があった。


いつもの元気な顔とは
裏腹に、


青白い顔をした…


「 涼ちゃん!!!!! 」