「ちょ、葉月!!」


「え…?」


勢いよく迫る
白い軽自動車。


鋭いブレーキの音


あたしは咄嗟に目を
目を閉じるしか
できなかった。


【 ……っ!? 】


そんな時、
あたしの体を
誰かが押したんだ。