夢だと言うのに、やけにリアルで…言われた言葉が頭にはっきりと残っている
外に目を向けると、抜けるような青い空が広がっていた
顔を洗って学校からの課題を終わらせると、太陽が西に傾いている
軽く伸びをして、財布と携帯を手にし外へ出た
ふらりと向かったのは公園
ジャングルジムに登ると幼い頃は、とても高く感じていたのに意外に低い事に気が付いて思わず笑みが溢れた
「フッ、低…」
昔と同じように沈みゆく夕日を見終わって、暫く余韻に浸る
光を失った空には星がキラキラと瞬いていて、耳に届く波の音が心地いい
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