❁live your life❁



遠目ではっきりと顔は分からないが、その中に一人だけ目を引く奇抜な頭の小柄な女と、それに対して正反対の真面目そうな女が出てきた



奇抜な頭の女が躊躇せず、こちらに向かって来るとグイッと景親の腕を掴んで連れて行く



「珠希、大丈夫だって。紹介すっから。ほら、コイツ。ウチの彼氏」



そう聞いた瞬間、俺は弾けるように まだ遠くにいる女に再び目を向けた