って事は、あそこで暴れてるのは…… 集団の方に向き直すと頬に傷がある男以外は全員 地に伏せていて、汐月の姿と景親君の姿があった 「よ……良かったぁ〜「安心すんじゃないっての!まだ終わってねぇし!!」ッはい!」 ホッと安堵した私に喝を入れた聖奈は持っていたヘルメットを振り上げると、私より背が高い男の頭に向かって投げつけた その拍子に拘束が緩み、抜け出す事が出来た