だけど… 「何って、痛いんだろ?放っておくと長引くぞ」 何でもないような表情で言うけれど、私は それどころじゃない 「いや、自分で出来るから」とパニック状態で体を起こすとズキッと痛みが体中に走った 「……ッ!」 ほらみろ、と言わんばかりの顔をして私を押し倒し有無を言わさず手当をする 恥ずかしさのあまり顔を隠しているとギシッとベッドが鳴るなり、私の腕を掴むと無理やり顔を曝(さら)け出される