少し歩いて着いた先はコンビニ
本当は もっと贅沢したいのだけれど、節約して残りのお金を我が物にしようという考えが勝ってしまった結果だ
おにぎりとカップラーメン、お菓子を数個ずつ持ってレジへ並んでいると、何やら外が騒がしくなった
あまり気に留める事はなく、お金を払って外へと出ると柄が悪い集団が駐車場を占領している
気付かれないように息を潜めて、ゆっくりと その場から離れようとした時
数人の男達が私に気づきニヤニヤしながら近付いてくる
「お姉さん、可愛いね。一人?」
『ヤバい』と思って急いで店の中に戻ろうとしたら、両サイドから挟まれてしまい足が竦んでしまう



