看護婦さん達が手際よく処置をしながら、軽く説明をし病室から出ていった 静かになった部屋にはピッピッと機械音だけが響いている 海月の寝顔を見ていると、病室の扉が開いた 「珠希ちゃん!海月は?」 血相を変えたおじさんだった 「おじさん…」 ベッドの所まで駆け寄ったおじさんは海月の寝顔を見て顔が緩んだ 「よかった……生きてる。珠希ちゃん、一体何があったのか教えてくれるかい?」 私は今日の出来事を話した