地面に膝をついてる男二人に睨みを利かせていると遠くから聞こえてくるサイレン その音を聞いた男達は慌てて逃げだそうとする 「逃がすかよ!!」 汐月を死に追いやった男だけは逃すわけにはいかない 男が俺に背を向けた瞬間、その足を払う ドッと地面に倒れた男を拘束しようとした時、ピリッとした痛みが頬に走った