威圧感があって躊躇してしまったその隙に黒髪の男が私の腕を掴み、拘束すると汐月に向かって言う 「おい、ガキ。大人しくしろ」 男は私と汐月を見てニヒルに笑った 「ノブ。そのガキとケンを車に乗せろ」 「は?何でガキまで」 「いいから、言う通りにしろ」 私が捕まったせいで汐月まで捕まってしまった