❁live your life❁




聖奈に元気と勇気を貰った私は、もう一度 汐月と向き合おうと決心した



学校が終わるまで、二人で中心街の店で時間を潰し 黒ヶ崎高校の門の前で汐月が出てくるのを待っていた



「今日、付き合ってくれて ありがとね」



重たい気持ちが軽くなったのは聖奈のおかげ



「お礼言われる程の事してないっつーの。それに付き合ってもらったの、コッチだし」


そう言いながら、アクセサリーショップで買った袋を顔の横でブラブラさせながらニッと笑う



景親君と付き合い始めて3年目の記念日が、今日だそうでプレゼント探しに付き合った


頬を緩める聖奈は本当に幸せそうで、ちょっと羨ましく感じた