❁live your life❁



きっと聖奈だって感じる事があるはずだ、幼馴染の景親君に対して



あれは間違いなく汐月だった



だからこそ思う、海月は?



家族、皆でこっちに帰ってきたの?



沢山 話したい事がある、聞きたい事がある…



この空白の時間を埋めたいのに…


なのに…それすら許してくれないなんて




「まぁね。珠希が言ってる事は分かる。んで?珠希は、このままでいいって思ってんの?」


その言葉を聞いて、いつの間にか俯いていた顔を上げ勢いよく横に振った



「いや!このまま終わってしまうなんてッ」



「なら、答えは出てんじゃん。後は実行するだけっしょ!」



ニッと笑う聖奈の顔が眩しくって、思わず目を細めた