ーーーー ーーー ーー 「あら、いいわよ?ね、パパ」 「うん、いいんじゃないか?須藤さん夫婦も喜ぶだろう。久し振りに会うんだし。何か手土産を準備しないとな」 「そうね。じゃあ、明日買いに行こうかしら」 「うん。頼んだよ、ママ」 自分達が行くわけでもないのに、どんどん話しが進んでいって何故かノリノリな両親 そして隣の汐月を盗み見ると、ポカンと口を開けていた 海水浴から帰ってきた私達は、母親に捕まり色々と話しを聞かれたあげく、汐月はそのまま夕食まで一緒に食べる羽目になってしまっていた