❁live your life❁



いつの間にか立ち止まった私に、聖奈は心配そうに振り返った



「珠希…平気か?」



そう言ったのは景親君だった



「う、うん。平気!大丈夫!!」



そう言いながらも、気まずさで立ち止まった足は なかなか前に進まない



「ねぇ、カゲチー。先に行ってくんない?ウチら、今日は学校サボるわ」



そう言うと、聖奈は私の腕を掴み反対方向へと歩き出した


「へ?あの、聖奈?学校…「黙って付いてきな!」ッはい!!」



有無言わせず連れ去られた先は、学校近くの公園だった