❁live your life❁



せっかく縮まった汐月との距離



それなのに



汐月と私との距離が、こんな風に離れていくような錯覚を覚える



汐月、待って 行かないで…私を見て


心が そう叫んでる



「珠希、どうした?」



いつの間にか二人を見ないように下を向いていた私は、弾けるように上を向いた