❁live your life❁



心配してくれてんだろうな…



「おぃーッす!お待たせ〜」



不穏な空気を消し去るかのような明るい声に皆、一斉に振り返った



「あれ…?何?その微妙な空気……」



「アンチ、てめぇ!空気読めよ!!」



理不尽な聖奈の言葉にアンチ君は訳が分からずに謝っていた



「ま、とりあえず移動しようぜ」



聖奈の肩に腕を回した景親君の一言で、場所取りしていた所まで移動する事になった



屋台が並ぶエリアから少し離れた所にブルーシートが広げられている



「皆で屋台とか見て回ろうよ。花火が始まる前に食べ物とかも買いたいし」



アンチ君の提案で屋台へと足を運んだ