相手が怯んだ隙(すき)に、私を男の人達から引き離し背中に隠した 「去れ!!!」 「お、おい。行こうぜ…コイツ、ヤバいよ」 「……ックソ!」 アンチ君が、怒気を含んだ声で一言だけ言い放つと男の人達は渋々その場から去って行った 「アンチ君、ありがとう。助かったよ」 肩の力が抜けて胸を撫で下ろした 「やっぱ一人にさせるんじゃなかった。ゴメンね、怖かったでしょ?」 くるりと振り返ったアンチ君は、普段のアンチ君だった