「俺の奢り!一緒に食べよ」 「あ、ありがとう」 ピンク色の氷を掬って口に入れると、甘い味が広がっていく 「そう言えば、自己紹介まだだったよね?俺、安藤智康。皆からは安と智で『アンチ』って呼ばれてるんだ。ヨロシクね」 この人が聖奈が言ってたアンチって人か…安と智でアンチ、なるほど 「辻本珠希です。ヨロシクお願いします」 「フハッ!まさかの敬語。タメ口でいーって!真面目だなぁ」 吹き出すように笑ったアンチ君は、かき氷を流し込むように食べた