聖奈と二人で外に出てみれば校門の所に景親君と汐月の姿があった 最近は、いつも学校が終わると校門の所で待っていてくれている そんな彼は今日もまた通り行く女子生徒達の視線を集めてる 「じゃ、ウチら寄る所あるから。またな、珠希」 「うん!じゃーね。また明日」 いつの間にか四人で帰るようになった通学路 例えば… 汐月に彼女が出来たら、こんな風に帰る事もなくなるのかな… そんな事を思うと、胸がズキズキと痛んだ