ーーー ーー ー 放課後、傘を片手に学校から出ると校門の所に汐月の姿があった 「お待たせ、汐月!それで、何処に行くの?」 「付いて来たら分かる」 そう言った汐月に付いて行くと、海沿いにある何とも可愛らしいカフェ 「男一人じゃ入りにくいだろ?かと言って男同士だったらキモいし」 「確かに」 ピンクを基調とした外観、店内も少女をイメージしたような可愛い内装だ 「でも、何でココ?」 窓際の席に座りメニュー表と睨めっこしている汐月は指を指した