「汐月ッ怪我、大丈夫?」 グイッと口元を拭ってると、駆け寄って来た珠希に顔を覗き込まれる 「俺は平気。こんなの怪我に入らねぇし。珠希、お前は?」 俺の事より、また怪我してないか珠希を注意深く見る 次第に顔が赤くなっていく彼女に気付いた時、咳払いをされ横を見ると二人の姿が目に映った