『言葉には出来ないよ……きっと、その相手のどんな所も受け入れられるんじゃないかな』 『相手が悲しかったら自分も悲しい』 『嬉しかったら…嬉しい』 『笑ってたら自分も笑顔になれて』 僕はそんな彼女の言葉に対して『綺麗事』だと言った。 だってそんなの。 綺麗事だと思ったからだ。 僕の周りのモノも。 僕の目に映るモノも。 変わっていく 裏切っていく 消えていく。