ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

頂上では景色がよすぎたせいかムードに流されて

見つめあったとき、危うくkissしそうになった・・・

高校時代に戻ったみたいな・・ 

不思議な雰囲気に包まれた。

いつまでもこうしていたかった。

この時にかかってた曲は、

【広瀬香美のゲレンデが溶けるほど恋したい】

ぜっこうちょうー♪まふゆのーこーい♪スピードにのおってー♪

しつこいほどこの曲がかかってた。

でも何回聞いてもいい曲で・・・

俺はドキドキが頂点に達していた。

奈緒も同じだと思った。

目ではとっくに通じあっていたんだ。

いつ爆発したっておかしくなかった。

だけど・・・

沈黙を破って奈緒が言った。 

「瀬那、ここから一気に下まですべれる~?3キロあるんだよ~、超上級!」

「行けるだろ、俺を誰だと思ってる」

「どうかな~、瀬那、いまいち度胸ないしな~、
あたし先いっちゃうからね、はぐれちゃったら探しまくってよね」

俺はドキッとした。