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飲み会の帰り、男同士4人でファミレスに寄って反省会をした。
孝次はいなかった。
俺は聞かなかったが、どうやら
孝次は奈緒を送って行っていたらしい。
この時間、男は楽しい。
「女って反省会すんのかな?どうなんだろう?」
「いや、しねーんじゃねーの?女ってみんなライバル意識ありそうだし」
女のいない場で俺たちはリラックスして好き勝手言っていた。
俺がコーヒーをすすっていると、誰からともなく、やはり冷やかされた。
そろそろくるだろうとは思っていたが・・
まあ、俺が一番盛り上がっていたのだから仕方ない。
他のメンバーはみんな気づいていたらしい。
「瀬那どうなんだよー」
聞かれた。
「何がだよ」
「何がじゃねーよ!奈緒ちゃんと恵美ちゃんどっち選ぶんだよ。電話番号聞いたんだろう?」
「知らねーよ」
そんな話をしていると俺の携帯に電話がかかってきた。
“なにから伝えればいいのか~♪ わからないまま時はながーれてー♪”
「ほら、きた。和正の着メロ!横浜ラブストーリってか」
茶化された。
「・・・おまえら邪魔すんなよ」
俺は浮かれていたな。
ちょっとキャラが変わってたと思う。
そんなことは誰にも知られないような顔して
“一応”
澄ましてたけどな。
俺は相変わらずちっぽけなプライドをもっていた。
俺は周りの注目を浴びながらその場で電話にでる。
どっか離れたところに移動する間に電話が切れるのが嫌だったんだ。
みんなに自慢したい気持ちもあったけどな。
失礼な話だよな。
でも、それほど浮かれていた。
飲み会の帰り、男同士4人でファミレスに寄って反省会をした。
孝次はいなかった。
俺は聞かなかったが、どうやら
孝次は奈緒を送って行っていたらしい。
この時間、男は楽しい。
「女って反省会すんのかな?どうなんだろう?」
「いや、しねーんじゃねーの?女ってみんなライバル意識ありそうだし」
女のいない場で俺たちはリラックスして好き勝手言っていた。
俺がコーヒーをすすっていると、誰からともなく、やはり冷やかされた。
そろそろくるだろうとは思っていたが・・
まあ、俺が一番盛り上がっていたのだから仕方ない。
他のメンバーはみんな気づいていたらしい。
「瀬那どうなんだよー」
聞かれた。
「何がだよ」
「何がじゃねーよ!奈緒ちゃんと恵美ちゃんどっち選ぶんだよ。電話番号聞いたんだろう?」
「知らねーよ」
そんな話をしていると俺の携帯に電話がかかってきた。
“なにから伝えればいいのか~♪ わからないまま時はながーれてー♪”
「ほら、きた。和正の着メロ!横浜ラブストーリってか」
茶化された。
「・・・おまえら邪魔すんなよ」
俺は浮かれていたな。
ちょっとキャラが変わってたと思う。
そんなことは誰にも知られないような顔して
“一応”
澄ましてたけどな。
俺は相変わらずちっぽけなプライドをもっていた。
俺は周りの注目を浴びながらその場で電話にでる。
どっか離れたところに移動する間に電話が切れるのが嫌だったんだ。
みんなに自慢したい気持ちもあったけどな。
失礼な話だよな。
でも、それほど浮かれていた。



