ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

通じなかったけど・・・。

でも・・・

言葉にだして言ってたらどうなっていたんだろう・・・

【俺、おまえがやっぱり好きだ。やりなおそう・・】

と。

奈緒とやり直して上手くいくかいかないかは分からない。

でも、

【気持ちを我慢することが大人の選択なら、俺は大人になんかなりたくない】

常に心のどこかではそう思って生きていたんだ。

【感情の赴くままに生きて友達がいなくなってもいいじゃないか・・・】

俺は常に葛藤していた。

過去の経験、

涼子との経験からかなり臆病になっていたんだろう・・・。

「奈緒― 孝次とうまくやれよー」

俺は奈緒との別れぎわ、かっこつけ突っ張った。

「・・おまえもなー、恵美、気にいったんだろ。巨乳だからってニヤニヤしちゃ駄目だよ。」

でた!減らず口大会・・・

俺たちは

「クスっ」

っと笑いあった。