ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

「あー こないだはどうも。 きてくれたんですねー 嬉しい」

恵美が笑顔で言った。

「・・・」

俺は恵美の笑顔に照れて、気のきいた言葉が浮かばなかったよ。

「おお、瀬那サンキューな!紹介するよ。彼女。」

俺は孝次の彼女を見て目を疑った。

「あっ!」
「あっ!」

俺と“奈緒”は同時に声をあげた。

「ん? おまえら知り合い?」

「あー・・・、同級生」

俺が言うと、

「・・・うん」

奈緒が頷いた。

「へ~、そうだったんだ。狭いな、日本は。」

孝次はただ、笑ってた。

俺たちが別れてから何年がたっただろう。

まさかこんな形で会うなんて・・・

俺と奈緒は、タイミングがずれたというか、すれ違いで自然消滅した。

俺たちは久々に会い、もの凄くぎこちない気まずい雰囲気だった。

―孝次には、何故か反射的に奈緒との関係を、只の同級生って言っちまった。