ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

女の言いなりになるなんて馬鹿馬鹿しいし、

そんな面倒なことしてまで女と一緒にいたい、意味が分からなかった。

俺は、人への思い入れや優しさ、全ての感情がなくなっていたんだ。

自分が楽だから他人に近づかない。

だから俺にもかまうんじゃねーよ。

そんな状態だった。

「―飲み会にきてくれませんか?」

恵美が俺に言った。

「瀬那さんがきてくれないと、みんなこないって言ってるらしいんですよ」

恵美は人柄が滲み出ていて、いかにも優しそうな感じだった。

俺はその雰囲気に、たまには行ってもいいかなと思い、あっさり恵美に向かって頷いた。