ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

今、考えりゃ、アホくさくて笑っちまう。

けど、いい経験したなって思うよ。

「あ!、これ聞いて!ちょっと、漫画で読んだんだけど―」

「俺は、俺には奈緒さんしかいないんでーす。」

「や・・・だ。瀬那―」

奈緒は照れまくってた。

「漫画のパクリじゃ、やだよな。」

「やだ・・・て別に。」

「うっそ。
おれ自身気に入らないだけだよ。
んじゃー、言うよ」

俺は、ほんのちょっとほぐれた緊張のおかげで考えてた言葉が浮かんだ。

「…付き合って」

奈緒の返事は