結局俺達は、
江ノ島の写真が入った 写真立てを
幸雄に送った。
幸雄のおばさんから
奈緒のおばさん宛てにきた手紙で
住所を知ることはできたんだ。
その手紙には
幸雄からも一言書いてあったらしいよ。
「奈緒へ。俺なりに成長したと思ったら、金ためて会いにいくから。
みんなに言っといて。それと 自分の時間できたら電話する。
だから連絡するまで待っててって言っといて。
じゃ 元気で。」
幸雄って、わかんねー奴だよ
本当に。
黙って行ったと思えば この手紙だろ?
奈緒からこの内容を聞いた時、
やっぱホッとした。
自分でもわかんねーけど満足感でいっぱいだった。
幸雄の親友
なんて言われ方、
なんか笑っちまうけど
まあ、いっかって笑える様な、そんないい気分だったよ。
「時間あんだろ?」
買い物が終わった後、
俺は緊張を隠して言った。
「うん、…ヒマだね。ここでぼーっとしてても変だよね、どっか行こ」
「…行くとこ あんの?」
江ノ島の写真が入った 写真立てを
幸雄に送った。
幸雄のおばさんから
奈緒のおばさん宛てにきた手紙で
住所を知ることはできたんだ。
その手紙には
幸雄からも一言書いてあったらしいよ。
「奈緒へ。俺なりに成長したと思ったら、金ためて会いにいくから。
みんなに言っといて。それと 自分の時間できたら電話する。
だから連絡するまで待っててって言っといて。
じゃ 元気で。」
幸雄って、わかんねー奴だよ
本当に。
黙って行ったと思えば この手紙だろ?
奈緒からこの内容を聞いた時、
やっぱホッとした。
自分でもわかんねーけど満足感でいっぱいだった。
幸雄の親友
なんて言われ方、
なんか笑っちまうけど
まあ、いっかって笑える様な、そんないい気分だったよ。
「時間あんだろ?」
買い物が終わった後、
俺は緊張を隠して言った。
「うん、…ヒマだね。ここでぼーっとしてても変だよね、どっか行こ」
「…行くとこ あんの?」



