ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

それは

瀬那にも奈緒にも通じることだった。

「妊娠中もツワリだなんて笑ってたけど…、ホントは違うとも気付いてたんだろうな」

黙って聞いていた奈緒が口を開く…

「…ねえ、美月ちゃんが、私に<ママ>って言ってたのは?」

「…ああ、美月は恵美を知らないんだ。
まあ、知らないというか、覚えていない。
物心つくまえだったからかな。
前に、アルバム見せたらさ、恵美じゃなくて奈緒の写真見て、<ママ>だって言うんだよ。
違うって何回言ってもな。」

―奈緒は不思議がり、そして気付く。

・・・恵美。

「…なあ、明日時間あるか?3人で墓参りいかねー?」


恵美の墓は、

あの丘にあった。

愛華にも勇気にも会える時間に3人は訪れる。