ソウルメイト~男女の親友ってあるの?



「マスター!おはよー!!」

瀬那が店に入り、元気よく言葉をかけた。

マスターは振り向きもしないで

「やあ」

と・・・

相変わらずである。

「今日は閉店でいいよな!」

始まったばかりの店のドアにかかる札をクローズにしようとする瀬那。

「ちょ、ちょっと瀬那ちゃん。いきなり何言ってんのよ」

マスターが瀬那を見る。

「・・・ども」

瀬那の肩越しに奈緒が照れながら顔をだした。

「マスター、帰ってきちゃった」

「―あら、奈緒ちゃん!おかえり~、変わってないみたいだね~」

いつも無表情で、自称ニヒルなマスターが笑顔で迎えた。

マスターは瀬那にウインクする。

それを見て、瀬那は札を裏返した。