ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

間違いなく瀬那だった。

奈緒はその場に立ち止まり、目を細め瀬那をジット見る。

瀬那―
瀬那―

奈緒は心から幸せを感じた。

その幸福感はこの数年の空白をいっぺんに埋める。


「ぱぱー」

その時、瀬那の家から出てきた女の子―

・・・恵美によく似た女の子だった。

瀬那は日が暮れた時間…

こんな時間にボールで子供と遊び始めた。

奈緒は時計を見る。

19時…

奈緒は、

微笑みから一転し、慌てて体を隠した。

瀬那と恵美の子、…美月。

あんなに大きくなったんだ。

奈緒は考えていた。

幸せな家庭…

こんな時間でも、子供の我が儘を聞いて、瀬那は幸せを噛みしめている。

それは奈緒がずっと憧れていた夢だった。

瀬那は叶えていた。



「…ねえ、ママー?」