ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

瀬那―。

奈緒は瀬那にすぐに会いに行く。

空港の出口から目についた一台のタクシーに飛び乗り、瀬那の家へと行き先を告げた。

ずっと、ずっと

会いたかった…

毎日、瀬那のことが頭から離れなかった。

無理矢理忘れようとして

体調を壊したこともあった。

それと同時に、

恥ずかしさ

とか、

私、老けてないかしら

とか、

恐れにも似た感情も沸き上がる。

「実は、子供できてなかったの」

そう言ったら、瀬那…、

どんな顔するかな?

また仲良くなれる?

それとも、冷めた?

目一杯、怒る?

それでもいいの…

瀬那に会いたい…

瀬那に触れたいの…

また、それと同時に、

奈緒は持ち前のいたずら心を発揮しようと、瀬那とのことを考え、ワクワクしていた。

よし、いきなり行ってビックリさせよう。

〈電話すんのやーめた。驚かしてやる。恵美も驚くかもな。〉