ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

瀬那と奈緒はその場に座り空を見た。

勇気は本当に愛華が好きだった。

けなされても、怒鳴られても、愛華と居られて

無邪気に笑う笑顔を見てるだけでシアワセだったのだ。

勇気は愛華の全てを受け止めていた。

だから二人は喧嘩にならなかった。

しかし今じゃ―。

もう愛華の笑顔を見ることは出来ない。

…誰も。

「勇気、かわいそうだね」

夜空を見上げながら

何か話さなくちゃ、

と奈緒が瀬那に話し掛ける。

瀬那は奈緒と座っていた場所から、一歩前へ立ち上がって言った。

「俺が…、勇気から愛華を奪っちまった」

「そんな事ない!」

奈緒も立ち上がる。

瀬那はbondから

自分が飛び出して行った日の事を思い出していた。