ソウルメイト~男女の親友ってあるの?



「・・・勇気」

「ああ、瀬那か・・来ると思ってたよ」

「・・・」

「・・・俺たちの場所だもんな」

勇気は笑った。

そこは小さい頃から<勇気、奈緒、瀬那、そして愛華>の秘密の場所。

住宅街の丘の上にある、星がよく見える小さなエアスポットだった。

「勇気!!ここだったの・・・」

奈緒が追いついてきた。

「奈緒も来てくれたんだ・・。―見ろよ、空・・」

三人は空を見上げた。

「あの一番光ってるのが愛華だ」

「・・・」
「・・・」

「でもな、それは俺にとってだよ。瀬那にとってあの星は奈緒で、奈緒にとっちゃ瀬那だろ」

瀬那と奈緒は何も言わなかった。

「お前たち、後悔はするなよ。俺みたいに・・」

そういい勇気は立ち上がった。

「勇気!」

奈緒が心配そうに声をかける。

「俺は大丈夫だよ、自分たちのことを考えろ」

勇気は二人にそう言い、去った。