ソウルメイト~男女の親友ってあるの?

そう考える事で空しさを消したよ。

けど奈緒はそんな俺の気持ちを裏切って

【俺】をまってたのさ。

その時の俺は最高の喜びだった

雨の中でみた奈緒は

すげー可愛かったよ

心細そうで小さく見えたよ

【瀬那?】

ボーッと半分見とれてた俺に

奈緒が声をかけた。

「はは どしたの? ボーッとしちゃって」

奈緒は面白そうに言った。

だけど見つめられた、テレ隠しだとすぐわかったよ。

「おもしろい顔だなってさ」

「やー、失礼しちゃうなぁ」

そういって後はうつむいちまった

「あ、悪い。嘘!冗談!泣くなよー」

俺は困ってた。

女ってこんなにすぐに泣いちまうのかって動揺してた。

本当に泣いたと思ったんだよ。

そしたら

「うっそお~、だってー意地悪ゆうんだもん」

そうやって笑った顔はなんかひきつってたよ。

その時の俺には見抜けたんだ。

絶対なんか隠してるって思った。

直感でね。