次の日優梨は引っ越していった


ただ俺は見送ることはできなかった

なぜなら優梨が引っ越す日俺は熱を出して

寝込んでしまったから


何度も行こうとしたけど高熱で

くらくらして起き上がることすら叶わなかった


我ながらすごい不幸だ




でもあの日から優梨を忘れたことはなかった

小学校高学年になり色んな人から

「海くんかっこいい」

っと言われるようになると次優梨に

あったとき優梨もおんなじように

言ってくれるかなどと期待を膨らませていた


それほど優梨のことが好きだったっ、、、