「うん、 けっこん? しよっ

  私ずーといつになっても海といっしょにいたい」


「約束してくれる?」


「うん、もちろん」


そういういって優梨は優しく笑った

俺はその笑顔が大好きだった




今思い出すと我ながらひどい考えだ



優梨のことなら何でもわかってると思ってた

俺は優梨ならそう言ってくれると思ってたからだ