「何この手」 「仲直りの握手」 「は?」 それでも差し出してくる手。 真美が勝手に私の手を動かして 無理やり握手させる。 と、その時。 ソイツの顔が急に私の耳元に 近づいて 「…でも、今日の放課後、 俺に付き合ってね。さっき 俺に恥かかせたバツ」 とささやいた。 「!?」 「じゃあね~」 ソイツは軽く バイバイ、と手を振ると 教室に消えていった。