……?


無言???




「…陸?」


「…言いたくなーい!聞いてなかったそっちが悪いんだよ!」


誤魔化すようにあたしの髪の毛をぐちゃぐちゃにして小学校低学年みたいな幼い笑顔…


あたしは、陸を睨んだ。


「もう一回くらい言ってくれたっていいのに〜」


そっぽを向いていじけた。

「…たく、俺の気持ちくらい分かれよ。。」


グサッ




何今の……?


俺の気持ち??


陸だってそうじゃん…


あたしの気持ちなんてこれっぽっちも分かってないんだから。。。




「…もういいです〜!さっさと夕飯食べれば?」


陸から離れて自分の椅子に戻った。


陸は、暫く立ったままであたしを見下ろしていた。


「……意味分かんない。」

小さく呟いたつもりでも、あたしには余計大きく聞こえた…