バタン


栞の部屋には、沢山のキティちゃんグッツ。。


人形や布団のカバーや壁やカーペットやタンスまでもが全てキティちゃん。。


あたしの誕生日にはキティちゃんのネックレスをくれた。


確かに可愛いけどこんなにいらないでしょ?と、たまに思う。。


「ねぇ〜?静香ぁ。。うち達に隠してることない??」


キティちゃんだらけのベットに座った歩美が最初に口を開いた。


「えっ?隠しごとって……?」


あたしは、その場に座り込んで歩美を見上げた


「彼氏とか…彼氏とか…」

えっ…


あたしは、隣にいる千和に顔を向けると千和は小声で

「今がみんなに言えるチャンスだよ!」


って言った。。


あたしは、唾を呑み込みセキばらいを一回してみんなに視線を合わせた。




「あのさ…」