アイドル彼氏





………


三人の間に変な空気が流れ込んできた…


気まずくなる三人…


それを壊したのは、車の前に立っていたマネージャーだった。


「あ!早く早く!!このままだと遅れるよ!!」


マネージャーの言葉に反応した俺達は駆け足でマネージャーの元へ急いだ。




バタンッ


「えーと。現場についたら取材と雑誌関係の撮影。その後歌番組のリハ。。そして、澤渡くんドラマの打ち合わせ。以上です。。」


小さな手帳を読み上げて俺達に確認をとると車を走らせた。


俺はマネージャーの桜坂さんの隣の助手席であとの二人は、後ろの席。。


また、変な空気が流れ始めた。


マネージャーが異変に気づき口を開けた。


「喧嘩ですか?」


…はっきり言うなぁ…この人わ。。


「違うよ。」


即答で雅紀が答えた。