―陸―




目の前にあるライブようの資料をボーと、見つめる俺の隣に座っていた啓が…


ガコッ


俺の足を蹴った。


「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」


俺は、足をおさえながら会議室を飛び回った。


「……陸……君?」


田代さんは、俺の服を摘んで引き寄せた。


「……静かに……」


ドキンッ


「静かにしなさい。」


………な、なんだ…。


「すんません!」


俺は、自分の席について隣で必死に笑いを堪えてる啓の足を蹴った。


バコッ


「ぬぉっ!!」


ふっ。


「バーカァ!!」


「てめぇ!!」


「いい加減にしなさい!!!!」