「…静香…落ち着けって」

陸は、あたしの肩を抱きながらあたしに言う…


でも、この気持ちはおさえきれない…


「アンタ最低よ!!人の彼氏に手…出すなんて!!」

「はぁ?あたし…陸君に手出してないけど??」


ムカつく…


「んじゃ、なんであたし達の邪魔すんの!??」


ガシッ


ドンッ


あたしは、陸の腕からすり抜けて真理恵さんの胸ぐらを掴んで壁に押さえつけた。


「…っ!!邪魔した覚えないけど…」


真理恵さんは、あたしを凄い目つきで睨みつける。


あたしも負けじと真理恵さんを睨みつけた。


「してるじゃない!!貴方本当に最低よ…人の幸せな時間まで奪って…」


許せない…


アンタだけは許せない…