―真理恵―


「嘘はもうつかないんだったんじゃないのか?」


綺麗な夕焼けが事務所の社長室を照らしていたころ…

あたしとパパの間に変な空気が流れた。


「何が?あたし…嘘ついてないけど?」


フカフカな椅子に座りながら外に見える都会な町を眺めるパパを睨みながら自分もソファに座った。




「…報道…あれお前がやったんだってな?」


「…報道って?」


椅子を回してパパはあたしに顔を向ける。


「澤渡君のことしかないだろ??」


パパは、呆れながらため息をついた。


「…パパは、あたしのこと信じないの?」


「信じてるよ。でも、お前のインタビューで言った言葉は信用出来んな。。」




は??