『私……陸君とはっ…昔…付き合っていたんですっ…しかも…私と陸君を無理矢理別れさせたのはっ…グスッその写真に映っている女の人なんです!!グスッ…』






は???


「この人の…本当の狙いって…静香ちゃんだよ。本気で潰す気だよ?」


「そんなこと言ったって陸が本当のこと言えばこんなん直ぐ嘘ってバレるぜ?」

俺を一回見て雅紀は、またテレビに目線を戻した。


「無理だよ。。陸が本当のこと言ったって誰も信じてくれないよ。世間わ。」




俺は、喉をゴクンと鳴らして何も言えずにテレビを見つめていた…


「まるで、あのゲームみたいだね?」


「えっ?」


「あ。知らない?あのゲームの本当のストーリーってね…」